薬・病気・不健康

-薬-

-日本人と薬(病気・不健康)-
-薬(病気・不健康)にまつわるお話-


                   -日本の薬-

 世界の薬の消費量消費は、英、米、独、仏、伊、日の先進6ッカ国で75%
 を占めているそうです。(1996年データ)又、世界全体の一人当たりの
 平均薬剤消費額の約8倍が日本人の消費する金額だそうです。日本の薬剤消
 費量は世界一なのです。それにも関わらず日本の製薬産業の世界的評価は低
 迷しているそうです。

 さらに英、米、独、仏、日の5カ国の医薬品集に収載されている製品が他国
 の医薬品集に載っているかを調べると、どの国においても日本の医薬品収載
 品の収載比率は最低となっておりその特異性を物語っているようです。当然
 ながら、その販売力も低く国際競争力の弱さも示しているようです。

 日本では薬、しかし英、米、独、仏では認められていない薬があります。つ
 まり日本国内ではそれが薬として使われているという事ですね。今では医薬
 分業で、薬に関する使用目的、副作用などがある程度分かるようになってお
 りますが、それを鵜呑みにする事無く御自分で個人的に薬の内容を調べる事
 をお勧めします。なぜならその薬を御自分の体の中に直接入れるのですから
 。私はいつも必ずそうしております。



 * 子供の薬;日本の薬は成人を対象にした、治験のデータを基に製造販売を
 認められております。即ち、子供用の治験のデータが無いため、子供の病気
 に必要な薬の用法、用量、安全性が明らかにされていないものがあります。

 添付文書では、子供向けに投与する薬の但し書きでは、例えば「必要最小限
 の使用にとどめ、慎重に投与する」などと書かれているに留まっております。

 アセトアミノフェンも同様で、 これなど医師により、使用量が多すぎたり、少な
 過ぎたりする場合が有りました。 これらの問題を解消するため、 厚生労働省
 は専門家による検討会議を設置致しました。検討会議では、関係学会の見解
 を基に、6種類の薬に付き、検討し、アセトアミノフェンを含む3種類については、
 添付文書を改訂しました。

 『(アセトアミノフェンの場合、欧米4カ国の承認状況、国内外の論文、データを
 基に検討し)使用方法については、「体重1s当たり1回10〜15r、使用間隔
 は4〜6時間・用法用量では乳児・幼児・小児において適切な解熱・鎮痛を得る
 事が出来る」と明文化する報告書が2006年12月にまとめられております。』

 『厚生労働省で取り上げられた 主要薬剤 /酢酸フレカイニド(頻脈性不整脈)、
 メトトレキサート(若年性特発性関節炎)、 シクロホスファミド(小児リウマチ性
 疾患など)、アセトアミノフェン(発熱、痛み)、A型ボツリヌス毒素(脳性麻痺に
 よる歩行困難など)、アシクロビル(新生児単純ヘルペスウィルス感染症)』


                

                 -薬一辺倒は考えなければ-



                -医師、薬剤師の義務-

 医師法第23条;医師は診察したときは本人、又はその保護者に対し、療養
 の方法その他保健の向上に必要な事項を指導
しなければならない。

 薬剤師法第25条;薬剤師は販売又は授与の目的で調剤したときは、患者又
 は現にその看護に当たっている者に対し、調剤した薬剤の適正な使用のため
 に必要な情報を提供
しなければならない。


                -薬のことを知る事は重大な権利-



                -薬同士の飲み合わせ-

 薬は例えばワーファリンと納豆は一緒に摂ってはいけない。という事は有名
 な事ですが薬物相互作用による副作用に注意しなければならないものもあり
 ます。例えば、解熱鎮痛薬、循環器系薬剤、抗生物質、抗菌物質、消化器系
 薬、抗がん薬、精神神経用薬、糖尿病薬、ホルモン剤、抗アレルギー薬、エ
 イズ治療薬、等です。

 これらの薬はいわゆる強い薬ですから服用は当然医師の支持に従って服用す
 る事になりますが、患者としては薬の名前、複数の薬を服用するときは飲み
 合わせで相互作用が判明しているのは2種類という事を自覚し(3種類以上
 は相互作用は確認されていない。)、種類を増やさないように注意し、副作
 用を確認したら躊躇なく医師、薬剤師に伝えてください。



 * 納豆、クロレラ、緑黄色野菜、一部の総合ビタミン剤などにはビタミンKが含まれ
 ております。 これらは、ワーファリンの血液を固まりにくくする作用を弱めます。そ
 の結果、治療中の方は、 最悪の場合には、血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞
 症、肺塞栓症、 脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症など)の悪化により死亡する
 恐れもあります。 特に納豆とワーファリンとの相性は悪く、1パック食べるとその影
 響は数日間続きます。重複致しますが、高血圧の薬(カルシウム拮抗剤)とグレー
 プフルーツ、免疫抑制剤とセントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、ハーブの
 一種)なども数日間、相互作用が持続しますので、十分に注意しましょう。




                   -薬は安易に飲まない-



                -薬と食品の食べ合わせ-


 チーズ(チラミン)・赤ワイン と 鼻炎薬・総合感冒薬(塩酸フェニルプ
 ロパノールアミン)
 →肝臓でチラミンの分解が遅れ激しい症状

 グレープフルーツ と 免疫抑制剤・カルシウム拮抗薬
 →
10時間後の服用でも影響、ある酵素の働きを阻害し薬の効果を強めて副
 作用をおこす・頭痛・心拍増大


 和菓子のあんこ・クラッカー と 非ステロイド系解熱鎮痛薬(アスピリン
 ・アセトアミノフェン)
 糖分・澱粉と結合し吸収遅れる

 昆布・昆布だし(他ヨード含有食品) と 口内噴霧薬(ヨウ素・塩酸アミ
 オダロン)
 →ヨード過剰摂取による甲状腺機能異常

 アルコール と 非ステロイド系解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)
 アルコールを連用している人では、アセトアミノフェンの肝臓での処理が
 亢進していることがあり毒性の強い物質を作りやすくなり、肝臓にダメージ
 を与える場合もある。


 アルコール と 抗ヒスタミン薬
 →中枢神経抑制作用増強、眠気

 アルコール・コーラ・市販ドリンク剤(少量アルコール) と 頭痛薬(ア
 スピリン)
 薬の効きが遅い・アルコールの吸収が亢進することがある。

 コーヒー・ドリンク剤 と カフェイン
 →日本人は欧米人に比べ、カフェインの体外排出時間がかなり遅い。カフェ
 イン過剰摂取・頭痛・イライラ・動悸


 コーヒー・ドリンク剤 と テオフィリン・アミノフィリン
 →カフェインと相乗作用による吐き気・頭痛・イライラ・動悸

 キャベツ・芽キャベツ と 解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
 効かない

 ステーキ・焼肉(蛋白質) と 胃腸薬(水酸化アルミニウムゲル)
 →胃壁に膜

 鉄分強化食品 と テトラサイクリン抗生薬・ニューキノロン抗菌剤
 鉄分と結合して効力を弱める

 牛乳 と 胃腸薬(水酸化アルミニウムゲル)
 →高カルシウム血症

 山椒 と 消化薬(パンクレアチン)
 →効きが弱くなる

 牛乳 と 便秘薬(ピサコジル)
 牛乳が胃液を中和し薬が腸溶性であるのに胃で溶け効かなくなる

 チョコレート・ココア(テオブロミン) と テオフィリン(喘息治療薬)
 →相乗作用により強まり頭痛・吐き気

 タマネギ と ワーファリン
 →
薬が効きすぎる(出血し易くなる)

 納豆 と ワーファリン
 →
血栓溶解作用がなくなる

 ソラマメ・アルコール・市販ドリンク剤(少量アルコール) と イソニア
 ジド(肺結核の薬)
 →ソラマメで頭痛・アルコールの分解を阻害

 チーズ(チラミン) と イソニアジド(肺結核の薬)
 →チラミンの分解を阻害するため血圧上昇・発汗・頭痛

 バナナ・パイナップル と イソニアジド(肺結核の薬)
 →交感神経を刺激し頭痛・高血圧  


              -注意したい薬との食べ合わせ-



             -怖い院内感染・耐性菌・抗生薬-
落語にありますが、老人の通う病院の待合室・・・いつも顔を見せる友人が今日は顔を見せません。相方いわく「今日は〇〇さんどうしたのかねー、調子悪いのかねー」なんてね・・・・笑えない落語

  (後期高齢者医療問題があまりにも酷いので上記部分は後日削除致します。2009、11月時点で事態は流動的です。)

 昔は笑えるこの些事は今では笑い事ではありません。病院というところが

 剤耐性菌
やMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、EMRSA、VRE
 (バンコマイシン耐性腸球菌)のような耐性菌が居つく病院が存在しますし
 院内感染、抗生物質の多用、薬漬け、検査漬け、診療3分、待ち2時間、
 最早病院は万やむを得なければ行くところです。可能な限り行かないに
 越した事はないかもしれませんね。勿論、優れた管理下にある病院もあり本
 当に立派な医師もいますし、良い医療を提供し、日々努力されている医師も
 本当にたくさんいます。お客さん(患者さん)はよく勉強をし、相手を見極
 める必要があります。

 ”1999年1月18日輸入鶏肉から薬剤耐性菌”過去に食品から院内感染
 で問題になっていたVREが検出されしかも国内に流通していた事がありま
 した。焼き鳥用の鶏肉、健康な人に感染した場合は問題ないが抵抗力の落ち
 た重症患者や高齢者に感染すると死亡することもあるという内容でした。

 M:メチシリン V:バンコマイシン  何れも抗生物質です。
 
 EMRSA:一端菌が病院で定住すると全滅させる事は出来ず、封じ込める
        事しか出来ないといわれます。E:epidemic(流行性)

 もし耐性菌が骨の中に入れば、手術の成功のチャンスは殆ど無くなる。
            ロンドン病院顧問整形外科医 ミカエル・フリーマン

 哺乳類の腸内には無数のバクテリアが住んでいる。ビタミンKの80%はそ
 れらのバクテリアに合成されている。抗生物質の連用はこのバクテリアを殺
 してしまう結果になる。ビタミンKは血液凝固作用を持つ大切なビタミンで
 す。ビタミンKの欠乏は出血が止まり難い、胃の粘膜が弱る、骨が弱くなる
 、などです。他に数種類合成されるビタミンがあります。(パントテン酸、
 パバ、ビオチンなど)

                 -気をつけたい抗生薬-




                 -風邪は万病の元-

 風邪は万病の元、風邪を引かないようにして下さい。どうすればいいんだ!
 風邪をひかないって。それはそうですよね。誰も好きで引いているわけでは
 ありませんからね。予防法はいろいろあります。規則正しい生活、規則正し
 い睡眠、朝起床したら何はともあれうがい薬でうがいして口内を殺菌する。
 うがい手洗いの励行、などなどこれだけでも相当な効果があります、私は現
 在、約20年間以上風邪を引いていないのが自慢です。

 ところで、最近は減少傾向にあるという話も聞きましたが、何かというと穏
 やかな薬以外に、よく抗生物質を処方する病院があります。これがまず問題
 なのです。抗生物質の多用は先ほど触れましたが、お年寄りや体力のない、
 免疫力の衰えた方、そんな方が抗生物質を投与され続けますと、当然、体内
 にある身体を守っている常在菌などもダメージをうけます。そのような常在
 菌が死んでしまうと常在菌で守られていた内臓の組織細胞が露出してしまい
 、ここに有毒な菌株が巣くってしまう可能性があるのです。結果、抵抗力の
 落ちた重症患者、高齢者などが死んでしまったという事になりかねないので
 す。常在菌の中にはクロストリジウム・ディフィシルというような有毒な菌
 もいるということを理解しておいてください。

 抗生物質はどうしても呑まなければならない病気には非常に有用な薬品です
 。時に我々の命を救ってくれ、苦境を救ってくれますが、何でも薬に頼るの
 は問題なのです。どちらのお家にも医師から処方された飲まない薬が溜まっ
 ているのではないかと思いますが、薬を買わず、薬を飲まず、薬に頼まず、
 日頃の努力で免疫力をあげて抵抗力のある身体を心がける事もとても重要で
 す。病院にも必要がなければ行かないようにするのが良いかも知れません。
 待合室の熊さんのようにならないように気を付けましょう。


                -薬に頼らない健康生活-



                   -閑話休題-

 黄色ブドウ球菌は殆どの健康な人びとの自身の鼻に持っており、そこでは何も
 害が有りません。[経年的には御本人の免疫力が衰えると顕在化してくること
 があります(加齢、免疫力の低下など)]。しかし、咳とかクシャミとかその他の要因
 で侵襲的医療に侵された人びとの弱い部分には侵入する。

 肺炎連鎖球菌は1941年には4日間に4回投与された1万単位のペニシリン
 で患者は治療された。今日、患者は240万単位のペニシリンを服用され死亡する。

                
 -about味覚障害-

 味覚障害という言葉が有りますが、これは非常に多くの薬の副作用として報告
 されています。味覚は人の生活上非常に大切な感覚であることはいうまでも
 ありません。味覚には甘み、塩味、酸味、苦味、うま味の基本味がありますが
 食べ物の味を楽しむという以外に、食物中の有害な物質、毒物などを識別する
 というような、命や健康を維持する上でも大切な役割を果たしています。
 服用している薬の中には唾液分泌を減少させて、二次的に口が渇く事で味覚
 異常を起こす薬、体内で亜鉛と結合して排出する亜鉛不足の原因を招く事により
 味覚障害を起こす薬などもあります。薬やそのほかの原因などで味覚障害を
 起こしていると感じる場合には、耳鼻咽喉科などで簡単に検査ができます。
 検査可能かを事前に確認してから検査をして下さい。電気味覚検査法、ろ紙
 ディスク法などがあります。




 一つの乳頭には200個の味蕾があるといわれています。味蕾は舌全体で
 1万個しか存在していません。味蕾の中には味の受容体である味細胞があり
 、水や唾液に溶けた食物の味成分はここから味蕾に入り、感じた味が大脳の
 味覚野に送られます。味蕾は大切にしなければいけません。大好きなコーヒ
 ーを飲んだら、味わいのない飲み物だったら、人生の楽しみは半減します。


                 -about微量栄養素-

 ビタミン、ミネラル、アミノ酸は病気の予防、精神的・感情的なバランスを
 保つためには重要な栄養素
ですが個人差があり、その人のライフスタイルや
 食生活、喫煙、飲酒、
薬の服用、ストレス、職場環境・・・などで必要量は異な
 ります。

 飲酒、喫煙の習慣があるか、ストレスの度合い、日々の運動量、食事内容、
 
薬の使用、病気の有無など必要ビタミン量が異なるがその量を賄えなければ
 自律神経失調症や不定愁訴など様々な症状を来たす事になりかねません。

 
薬の服用(利尿剤、避妊薬、下剤)、飲酒、喫煙でもミネラルの欠乏が起き
 るといわれます。

                
 -aboutマグネシウム-

 マグネシウムは体の中の数百種類の酵素の働きを活性化しますし、マグネシ
 ウムが少なすぎて動脈硬化を起こす原因の大きな一因になるとも考えられて
 います。DNA、RNAなどの細胞核の生成にも重要な働きをします。

 また、骨や歯などの生成、成長を助け、脳、神経系統、筋肉、心臓の筋肉の
 作用にも影響を与える重要なミネラルで、マグネシウムの欠乏は脳神経系、
 筋肉、血液循環系に影響を及ぼします。その結果、イライラ、不安症、抑鬱
 症、めまい、筋力の低下、痙攣、心臓病、高血圧などの重大な影響を与える
 事があります。

 
服薬(利尿剤、制癌化学療法、心臓薬)、アルコール中毒、腎臓病などでマ
 グネシウム欠乏症が起こりやすくなります。

 脂や脂肪を含んだ食品の多食や肝油、カルシウム、ビタミンD、お酒のつま
 みに登場する高蛋白食などもマグネシウムの吸収を阻害するといわれます。

 また、ほうれん草、お茶、ココア、アーモンドなどもカルシウム、マグネシ
 ウムの吸収を妨げます。

 マグネシウム必要量は700〜750r/DAYといわれていますが、マグネ
 シウムの欠乏が心配な場合は、未精製の穀物、副穀物、種々の緑色野菜、海
 藻類、種子、豆類にまた、乳製品、魚介類、肉類にも沢山含まれている事も
 覚えておくと役に立つかもしれません。


              
-医薬品副作用被害救済制度-

 この制度は「病院、診療所で投薬された薬の他に、薬局等で購入した薬を、
 適正に使用したにも関わらず副作用によって一定レベル以上の健康被害(入
 院治療を必要とする程度の疾病又は、日常生活が著しく制限される程度の障
 害の状態、死亡)が生じた場合に、医療費の諸給付(医療費、医療手当て、
 障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一時金及び、葬祭料)を行い、
 被害者の迅速な救済を図ることを目的とする。」ために設けられたものです
 。これは薬の副作用による全ての健康被害を対象としてはいません。軽度な
 健康被害や副作用の発現をある程度、覚悟せざるを得ない癌などの特殊疾患
 の場合は対象にならない場合があります。更にその請求期限が二年いないと
 定められている給付もあります。




             
-高齢者が避けたほうがよい薬のリスト-


 
待望のリストが発行されました。高齢者は若い人に比べた場合に、どうしても
 代謝機能が低下していますが、それゆえに、薬の副作用の影響を受け易い
 といえます。ましてや、複数の病気を抱えているために、何種類もの薬を服用
 している方が多いのが現状で、このリスト作りは米国では1991年に始まり、
 欧州にも普及しています。国立保険医療科学院の今井氏はこの米国のリストを
 基に医師が処方する薬のうち、問題になりそうな薬を選んで、専門家の評価
 を経て、作成されております。ポイントは

 @副作用の害が、効果を上回るか?
 A代わりに使える薬があるか?

 を評価した。その結果高齢者には46種類の薬のリストとその他25種類
 の病気について、その病気の人が避けたほうがよい薬をリストアップした。
 このリストはコツ率保険医療科学院のウェブサイトなどで公表されており、
 今後5〜6年ごとに改定される予定です。下記に例を記します。


特定の病気で、使用を避ける事が望ましい薬。
 糖尿病
  クエチアピン(セロクエル)/抗精神薬
   ◎血糖上昇作用がある
 腎機能低下
  H2ブロッカー/消化性潰瘍薬
   ◎意識混濁、錯覚や幻覚の恐れ
 認知症
  ベンゾジアゼピン系薬/睡眠薬・抗不安薬
   ◎認知機能低下の恐れ
一般に避ける事が望ましい薬
 抗不整脈薬 
  ベラパミル(ワソラン)
   ◎より安全性の高い薬がある
 抗欝薬
  スルピリド(ドグマチール)
   ◎震えやこわばりなどの恐れ
 アレルギー治療薬  
  抗コリン作用の強い抗ヒスタミン薬
   ◎排尿障害の恐れ
    塩酸ジフェンヒドラミン(ベナ、レスタミン)・
    dl-マレインサンクロルフェニラミン(アレルギン)
 




               -医薬品副作用被害救済制度-


 
薬による健康被害には医療費や、障害年金、遺族年金などが支払われます。

 1980年に始まった制度で、申請は徐々に増えています。しかしながら、製薬

 会社などから労働省への副作用報告数は年間3万件であるが、その申請数は

 圧倒的に少なく、氷山の一角です。(by 全国薬害被害者団体連絡協議会)

 副作用と認められて救済されれば、薬の適正使用の結果であり、医師や患者

 の責任でないことがわかり両者の信頼関係は高まる。この制度が知られざる

 制度という不名誉な、制度であってはなりません。



 事例では4歳の子供さんが、喘息の治療を受け、原因不明の急性脳症になり、
 痙攣を起こして知的障害が残り、体が不自由なまま、車椅子の生活をされて
 います。現在24歳のこの女性の母親は、2006年に喘息薬による重い障害の
 事例を知り、薬による副作用で あると気づかれました。救済制度があることを
 しり、開業医を調べたところ、開業医はすでに亡くなっており、カルテもなかった。
 そのためこのケースでは、救済制度を適用されることもありませんでした。抗癌剤
 などの薬を除き、副作用は救済される制度があることを、ご記憶にお留め下さい。




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