梅・健康・食生活

-梅-
-梅!(健康・食生活)ミラクル-
-梅(健康・食生活)にまつわるお話-


                   梅と健康

                

                   -梅はミラクル-



                -梅は三毒を断つ-

 梅は三毒を断つと昔から伝えられていますが三毒すなわち食べ物の毒、地の
 毒、水の毒ですが、実際、その殺菌力たるや相当なもので何かの食あたりか
 と思われる激痛でも、時さえ違えなければすざましい効力を発揮します。

 わが家も梅酢を常備しておりますが、救われた事は一度や二度ではありませ
 ん。是非あなたのお家にも一瓶常備される事をお勧めします。

 梅酢は濃度を調整したものを少し小分けにして定期的に交換し、緊急時には
 いつでも飲めるようにしておくと良いでしょう。頻繁ではないのでしたら、
 梅酢の瓶の保存場所を皆で共有しておきましょう。緊急時はそれを飲める濃
 さに薄めて飲んで下さい。

 梅酢に限らず梅干、梅肉エキス、梅干、烏梅、梅の産物なら何でも良いので
 はないでしょうか。個人的にはそのくらいお勧めです。


                  -梅酢は常備しよう-



                   -美容にいい梅-
 
 私たちの血管は毛細血管まで含めますと、地球2周り半(10万km)もあるそう
 です。その血管が、動脈硬化を起こしてしまいますと、美容に悪い影響、いや、それ
 以上体自身にも、計り知れないダメージを与えてしまいます。

 美容を保つには、何よりも綺麗な血液を体に循環させなければなりません。
 ウサギで実験した結果では、梅肉エキスを与えたところ大動脈、心臓、肝臓に脂肪
 沈着、アテローム性病変に改善が認められたそうです。梅は体質をアルカリ性に
 保ってくれる嬉しい食品です。


                   -梅干化粧水-

 合成着色料を使っていない梅干で梅干化粧水を作る事が出来ますが、この
 梅干化粧水を使っていると次第に肌がすべすべしてきます。
 シミ、シワの改善、乾燥肌などの肌のトラブルの解消にも役立ちます。

 梅干は充分塩抜きしたものを使いますが、日本酒を使うために、肌にあわない
 場合もまれに有りますので、最初は直接顔に塗らないで、皮膚の柔らかい
 敏感な部分に少量をしばらく塗って、かぶれ、炎症などが起こらない事を
 確認してから使用する必要があります。(化粧水の作り方は最下段です



              -皮膚の健康は内臓の健康の裏表-

 心臓が悪かったり、血液の循環が悪ければ、顔がむくみ、便秘が酷ければ、吹き
 出物が出ます。皮膚の健康は体内部の健康状態を映しているのです。

 梅の成分クエン酸は体に溜まる老廃物を体外に排泄してくれます。

 梅の酸味は唾液の分泌を促進し、結果唾液に含まれるパロチン(別名若返りホル
 モン)の分泌量も増えます。

 又、梅に含まれる有機酸は、肝機能を高めます。肝機能が衰えますと認められる
 代謝異常が、皮膚、肌をカサつかせ、シミも出来やすくします。が、それを抑制
 する事も期待できます。

 さらに、梅は胃腸の働きを活発にします。便秘は美容の大敵ですが、その便秘にも
 良いとされています。(個人差、体質の差はあると思いますが)





                  -梅の成分-

 クエン酸、カテキン酸、リンゴ酸、コハク酸、ピクリン酸、酒石酸、ビルビ
 ン酸、ムメフラール、カルシウム、リン、カリウム、カロチン、ビタミンB
 1、B2、C、などの成分が含まれています。

 これらの成分が持つ様々な働きが梅の魅力です。古来より家庭の常備薬とさ
 れていたのは、感心させられます。





                -梅の成分毎の働き-

 ◎ 梅のクエン酸

 乳酸(疲労物質)の蓄積を防ぎ脂肪、蛋白質、澱粉を効率よく燃焼させてグ
 リコーゲンにかえます。


 食物は、消化した後に、ブドウ糖となりエネルギー源になりますが、疲れの
 素となる乳酸も発生させます。その結果、細胞や血管を硬化させますのでこ
 れを避けることが健康管理の点で大切なことです。また、血液の中にはカル
 シウムも含まれており、その酸化を防止することも健康保持の上でとても重
 要なことです。

 梅干に含まれるクエン酸は乳酸の過剰生産を抑え、炭酸ガスと水に分解して
 体外に出す機能を有するとともに、カルシウムの吸収を良くする働きももっ
 ておりますので、梅干を食べるということが疲労を回復することにつながる
 のです。





 ◎ 梅のカテキン酸

 梅干や梅から作られる梅肉エキスは、その主成分である酸が体内の消化器官
 に刺激を与え、消化液の分泌を促し食欲の増進を図る機能を有していると言
 われています。

 これは、梅の中にあるカテキン酸が抗菌、滅菌の働きをするとともに、消炎
 等の整腸機能を有しているからです。食あたり、水あたり等の下痢や胃酸過
 多、食中毒、さらに下痢、便秘に良いようです。





 ◎ 梅のピクリン酸

 梅の成分であるピクリン酸、クエン酸が乗り物酔い、二日酔い、食中毒など
 を解消しそれが解毒効果と言われております。

 肝臓の機能が低下して身体がだるいときは、その機能を再び高める必要があ
 ります。梅に含まれるピクリン酸は、肝機能を活性化させ、鈍った肝臓の働
 きを助けると考えられます。


 人間の体の中には腎臓、肝臓などの臓器があり、それぞれ重要な役割を果た
 しています。特に肝臓は胆汁という消化液を作ることをはじめ、胃や腸で消
 化吸収された栄養分を分解・合成して、人体に必要な成分に作り変える働き
 、余分な栄養分を一時貯え必要な時に血液を通じて送り出す機能のほかに不
 用な物質を排泄するという働きも有しています。


 マクロファージを活性化する働きもあるようです。





 ◎ 梅のシリンガレシノール

 梅にはシリンガレシノールという成分がふくまれていて、胃の前癌症状とな
 るピロリ菌の活動を抑制します。





 ◎ 梅のリン、鉄、カルシウム、カリウム

 最近ますます見直されてきたミネラルですが、梅はカルシウム・カリウム・
 リン・鉄などのミネラルを含んでいます。高カロリー、高タンパクの食品を
 とることの多い現代の食生活では、努めてミネラルの豊富な食品を取り、血
 液を弱アルカリ性に保つ必要があります。





 ◎ 梅の有機酸

 クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、ピクリン酸などの有機酸が新陳代謝を促し
 悪玉菌の働きをおさえておなかの調子をよくし、下痢、便秘の改善に役立ち
 ます。




 ◎ 梅のムメフラール

 梅エキスや焼き梅干に血液をサラサラにする成分ムメフラールが含まれてい
 ることがわかっています。

 ムメフラールとは

 梅に含まれる糖「5−ヒドロキシメチルフルフラール」とクエン酸が加熱さ
 れることによって結合し、生まれる成分で、化学的にも証明されています。

 このように、梅干しの効用はますます注目される時代となっています。


                -梅の成分はどれも素晴らしい-




               -知っていると得をする梅のこと-

 ◎ 梅は血液に良い

 食物は酸性とアルカリ性食品に大きく二つに区分されます。このバランスを
 保つことも健康を守るためには必要なことですが、私たちの身の回りにある
 食物には米、麦、魚、肉などが多いため、必然的に、体は酸性になりがちで
 す。そこで体のPH(ペーハー)を調整するためにアルカリ食品を摂取する
 事が必要なわけですが、梅干はそのアルカリ食品の代表的なものなのです。
 すなわち、梅干を食べることにより血液がきれいになるのです。


 ◎ 梅!唾液で健康

 梅は唾液の分泌を促し、夏バテや食欲不振を防ぐことが期待できます。

 唾液と健康には深い関係があります。唾液には、さまざまな酵素が含まれて
 いて、中でも、ペルオキシターゼとカタラーゼの2つは活性酸素を減らす働
 きがあります。また、唾液の分泌が食欲を増進させることも広く知られてい
 ます。

 梅干を食べたとき出る唾液には、糖を分解する消化酵素プチアリンも含んで
 います。それが胃の負担を軽減し、消化を促進します。



 ◎ 梅とクエン酸の健康サイクル

 私達の腸から吸収された食物は、分解されて炭酸ガスと水となり、その間に
 エネルギーが産み出されます。この一連のサイクルが円滑に回転しないと栄
 養物の不完全燃焼が起こり、血液中に多量の乳酸が蓄積されます。すると、
 生命活動が衰え、慢性疲労になります。このサイクルを円滑にするのがクエ
 ン酸です。つまり、梅干しを毎日食べるだけで、梅干しに含まれているクエ
 ン酸によって物質代謝は促進され、疲れにくい体を作ることができます。



                  -梅で健康に過ごそう!-




                  -梅はすなわち-

 疲労回復、整腸作用、血液、夏ばて、生活習慣病、美容、食中毒予防などに
 良い影響を与える家庭の総合保健食品といえます。


                  -梅を常備しないと損です-



                  -梅干化粧水の作り方-


 @ 梅干5〜6個を生暖かい温水(適量)に2〜3日、漬けて塩抜きする。
 A 塩抜きした梅干を、ざるにあげて水をよく切り、広口ビンにいれる。
 B 広口ビンに日本酒(200ml)注ぐ。
 C 広口ビンの蓋をして冷暗所に1週間置く。
 D 梅干を取り出し、液をろ過して、密封容器に入れ、冷蔵庫で保管する。
 E 入浴後などの肌が清潔な状態のときに、丁寧にマッサージするようにすり
    こみ使用する。






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