納豆・健康・食生活

-納豆-
-健康食納豆(健康・食生活)-
-納豆(健康・食生活)にまつわるお話-


                 納豆はすごい!

                

                -日本の誇る健康食納豆-



 ◎ 美容食でもある納豆

 納豆が美容食といわれるのは、豊富なビタミンB群があるためで、代謝を活性化し
 疲労の回復にも一役買います。また、消化のよい蛋白質が、疲労から来る肌荒れに
 効果を発揮します。ビタミンB群は皮脂の過剰分泌を防ぐので、にきびなどのトラブル
 も防ぐ働きに一役買います。勿論大豆に含まれるビタミンEは毛細血管の血行を良く
 しますから、肌の新陳代謝に効果的と言えるでしょう。(下記、納豆で素肌美人
 ご覧下さい。)


 ◎ 納豆嫌い!

 最近、外国の方が箸を上手に使って納豆を食べている映像をテレビで時々見かける
 ことがあります。なんともほほえましく、あの箸を空中でくるくる回して何と素敵
 な外人さんだとおもいます。日本国内でも、外国でも納豆は大人気。

 日本に来て納豆だけは食えず辟易していたある外国人男性、ついに納豆の味を覚え
 て大好物となりました。しかし帰国する羽目になり悲しい思いをしたそうですよ。
 当時はまだ外国では納豆、食べられなかったんですかねー?


 納豆は外人が嫌いという食品の筆頭にありながら味を覚えると大のファンになると
 いう不思議な食品です。でも不思議なのはその味ではなく、その効果なんですね。
 なんともミラクルな発酵食品、それが納豆です。

 納豆のパックには納豆のタレ、納豆カラシが付いていますが、これにはアミノ酸や
 酸味料、増粘多糖類などというものが添加されているものがあるようです。


                   -日本食通は納豆-



 ◎ 心配な食生活

 現代の日本人の食生活は欧米化、簡便、ファーストフード、ジャンクフード、外食
 化、などなど様変わりし、その結果優れた日本食が家庭の食卓から姿を消しつつあ
 り、何と家庭に包丁すらないという話まで聞くことがあります。一方で最近では肥
 満の成人や子供達をよく見かけるようになりましたが、その原因が食生活にある、
 運動不足にあると知りながら、改善できず今まで通りの生活を続けている人たちも
 大変多いのです。

 老人性痴呆症の方の脳を調べて見ますと、小さな梗塞があちこちに発見されるそう
 です。なぜこのような現象が確認できるのでしょうか?これが大いに食生活、運動
 不足に関係があるのです。勿論、痴呆だけではなく糖尿病や高血圧、高脂血症、な
 どの生活習慣病もこれが原因の一端であるといえます。

 高血糖や、高脂血、高コレステロールは血液がくれる予病の優れたサインです。こ
 の状態を放っておきますと、やがて血管内に粥状のものが付着し始めます。これが
 アテローム性動脈硬化症の原因になるものですが、その動脈硬化症のメカニズムの
 始まりです。言わずと知れた事ですが、血液は全身どこにでも巡り人間の身体を健
 康に保つ最大の源です。その血を汚してしまってはいけません。


 血液を汚してしまうとそのダメージは大きく、放っておく事により、
自覚症状がない
 ままに進行し致命的なものになります。心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血(硬
 膜下、くも膜下)、動脈硬化、高血圧、動脈瘤、静脈瘤、痴呆症、脂肪肝から肝硬
 変、肝癌、まだまだあります。枚挙に暇がありません。


                    
-納豆を食べよう-



                 
-納豆は救世主-


 納豆のキナーゼ


 血栓溶解剤はルンブルクスルベルス、ウロキナーゼ、ナットウキナーゼが有名です
 が個人的にはヒルも強力な血栓溶解作用のある酵素を分泌するのではないかと勝手
 に思っております。「ウロキナーゼ」という酵素は大変高価です。
 ところが「ナットウキナーゼ」は、納豆1〜2パックでウロキナーゼ一回分に相当
 する効果が8時間も続き、自然食品から摂れるという優れものです。

 納豆は、夕方ごろ食べると翌日の早朝まで効果が持続します。心筋梗塞の発作を起
 こすのは午前3〜4時、特に月曜日の朝はストレスがたまるので、統計的にも死亡
 事故は月曜日の午前10時が最も多いそうです。


 納豆で素肌美人

 植物性の蛋白質や脂肪分、繊維質、ビタミン、ミネラルのバランスが肌にはとても
 大切ですが、納豆には消化の良い植物性蛋白質、リノール酸の多い脂肪分(リノー
 ル酸に付いては下記に詳述)、ビタミンB群、ミネラル、繊維質もたっぷり含まれ
 ています。美容効果の高いビタミンEも含まれています。

 ビタミンEは末梢血管の血行をよくし、女性ホルモンの分泌を円滑にするなどの作用
 があり、ビタビンB1は疲れを取り、便通も整えます。納豆菌は整腸作用もあり、
 しみ、吹き出物の大敵に立ち向かいます。腸管内を綺麗にするのは美容の常識です。


                    -安いよ納豆-



 熱に弱い納豆

 納豆を食べる時に、焼いたり、炒めたりするのは、せっかくの生きた納豆菌を殺し
 てしまうので、栄養的には望ましいとはいえません。消化酵素やナットウキーゼな
 どの酵素も、高熱を加えると、その活動を停止してしまいます。この「ナットウキ
 ナーゼ」は70℃以上では効力を失うそうです。


 酵素と納豆

 酵素は健康な細胞を作るために必要なものですが、食物酵素として、食べ物からも
 摂る事が大切です。体の中で作られる酵素だけでなく食物から摂る事が必要なのですが、
 納豆は酵素食品のチャンプと言えるほど優れものです。発酵食品は熱に弱いのでその
 あたりを良くわきまえて、いただきましょう。


                  -加熱してはいけません-



 納豆の整腸作用

 納豆に含まれるプロテアーゼという酵素には整腸作用があることも判明しています
 。胃腸が弱く消化不良ぎみの人や、おなかをこわしやすい人は納豆を毎日食べると
 よいでしょう。





 納豆の抗酸化作用

 納豆には、抗酸化作用もあり、末梢血管の血行をよくし、細胞の新陳代謝を活性化
 してくれるビタミンEをはじめとして、いろいろなビタミンなどがあり、美容にと
 てもよいといわれています。





 納豆のイソフラボン・カタラーゼ

  納豆にはイソフラボン、カタラーゼなどの多くの抗酸化物質が含まれています。
  また、納豆は大豆より血管の老化を抑える効果が高いといわれています。



 納豆の抗菌性

 納豆菌には、強い抗細菌性があり、チフス菌や大腸菌など菌の繁殖を防ぎます。
 O-157への抵抗や抗ガンの効用もあるといわれています




                -納豆の栄養成分-


 納豆のレシチン

 納豆に含まれているレシチンは血管の老化を防ぎ、毛細血管を強化し、高血圧や動
 脈硬化を防ぐだけでなく、コレステロールなどの脂肪分を強力に乳化・排泄し、体
 内脂肪を減らし肥満を防ぐ効果がある言われています。


 
このようにレシチンは血液の凝固を防ぎ、サラサラの血液にします。その結果血圧にも、
 動脈硬化にも好結果が期待でき、細胞への栄養物質もスムースに行き渡り細胞の健全な
 状態(健康状態)、即ち
美容にも好結果が期待できることになります。




 納豆のビタミン

 大豆を蒸して納豆菌を作用させた発酵食品である納豆は、大豆に比べ、ビタミンB
 群の含有量が増えています。とくに、ビタミンB2は約4倍、ビタミンB6は10
 倍程になっています。





 納豆のビタミンB2

 B2は、脂質・糖質のエネルギー代謝に必要なビタミンです。また、B2は別名・
 美容ビタミンとも呼ばれ、皮膚や髪、爪の健康には欠かせない栄養素です。血液中
 の余分な脂肪分も取り除いて、動脈硬化や心筋梗塞を予防する働きもあります。




 納豆のビタミンB6

 ビタミンB6は、発ガン成分に変わる過酸化脂質の生成を防ぐということから、ガ
 ンの抑制にも有効といわれています。




 納豆のビタミンE

 大豆同様、ビタミンEが豊富なところも魅力です。血行を促し、肩こりや頭痛、手
 足の冷えにも有効です。納豆は血液をサラサラ にするリノール酸、 細胞の老化を
 防ぐビタミンEが含まれ、 血管を若々しく保つことができると言われています。




 納豆のビタミンK2


 お年寄りになると、ホルモンの減少とビタミンK2不足が原因で、骨が弱くなる人
 が増えます。骨粗鬆症の人と、そうでない人を比べると、血中のビタミンK1の濃
 度には差がありませんが、K2の濃度は骨粗鬆症の人のほうが低く、そうでない人
 は高いという報告があります。 納豆には大豆に含まれない多くのビタミンK2が
 含まれています。

 納豆は、そのカルシウムを骨に結合する役目をするビタミンK2を含んでいます。
 骨を強くするためにカルシウムをたくさん摂っても、ビタミンK2がなければ、骨
 は丈夫になりません。

 骨は、ガンマーグルタミン酸と呼ばれる特殊なタンパク質がカルシウムと結合して
 作られますが、ビタミンKは、その仲介役を努め、骨の形成を助けるそうです。

 また納豆のネバネバの素であるポリグルタミン酸は、腸管からのカルシウムの吸収
 を助けるという報告もあるそうです。

 納豆菌がつくり出すビタミンK2と、大豆含有イソフラボンは、骨粗鬆症の予防に
 効果的と言われており、昔から”納豆をたくさん食べる地域は骨折する人が少ない
 ”とも言われています。

 自然界で得られるビタミンKには数種類あり、K1は海草や野菜、レバーなどに含
 まれていますが、K2はチーズや味噌などの発酵食品に含まれています。中でも納
 豆には、100g中870μgという桁外れに多量のK2があるそうです。


 納豆の原料・大豆中のリノール酸、リノレン酸


 必須脂肪酸であるリノール酸、リノレン酸は食物から摂取するしかありませんが、
 大豆中の脂肪分には、大変健康に良い、この不飽和脂肪酸が含まれています。

 植物性食品には、この成分は殆ど含まれていません。蓄肉や魚には含まれていますが
 それよりも多い不飽和脂肪酸が含まれているのですから驚きです。

 リノール酸やリノレン酸は乳幼児には不可欠の栄養素です。
 又、からだの成長促進、毛細血管を強め、血管壁に付着するコレステロールを溶かして、
 運ぶ作用も有りますので脳卒中、動脈硬化、心筋梗塞などの予防にも一役買うことが
 期待できます。



 納豆のGABA(ギャバ)

 GABA(ギャバ)は動物や植物に含まれるアミノ酸で、トマト、ジャガイモ、発芽玄米や
 納豆などの発酵食品にも含まれている。GABAには抗肥満、血圧や血中コレステロールの
 低下などの生理作用やアレルギー予防、発癌抑制などの免疫系作用も知られています。
 更に脳や脊髄で興奮を抑える神経伝達物質として働くため、ストレスを和らげ、精神を
 リラックスさせる作用も持っているとされています。ただし、ストレスに対しては個人差が
 大きく、生活レベルでは充分な実証ではないとされています。

 [ストレス時に多く分泌される唾液中物質(クロモグラニンA)の分泌量が、満員電車乗車
 30分前にGABAを摂取したグループとしないグループと比較検証すると半分以下との
 確認はされています。]

 すべての食べ物は機能があり特定成分の過剰摂取は身体のバランスを崩してしまうので
 ストレスの大きい時に機能性食品などで補うと良いとも紹介されています。

                     -ビバ!納豆-



                   -納豆と薬-

 納豆とワーファリン

 ワーファリンという血液凝固防止剤を投与されている人は、医師の指示に従ってください。

 納豆に多量に含まれるビタミンKは、血流を凝固させるプロトロンビンなどのタンパク質を

 つくります。ワーファリンはビタミンKの作用を抑制して血流凝固を防ぐので、ビタミンKの

 豊富な納豆を多く食べると薬の効果はなくなります。


 
* ワーファリンの効果は納豆、クロレラなどの食品に含まれるビタミンKにより減弱します

 が、最悪の場合には血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞、肺塞栓症、脳梗塞、緩徐に進

 行する脳血栓症など)の悪化から死亡する可能性もあります。



                      -病気と納豆-





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